【2021年5月頃の作業記録】
久しぶりにJAZZの作業記録を投稿してみよう。
写真のプロパティで確認したところ作業日時は2021年05月某日だった(苦笑)。
twowheels-mckee.hatenablog.com
上記リンク、JAZZ124 其の八十四の項目【新たな強化スプリング】で、KN企画から販売されているPWK28用の強化スロットルスプリングを注文したと書いたのが約1年前の事。
商品は数日後に届いたので直ぐに交換した。
今回は、その交換作業とキャブのリセッティング値の記録。
【KN企画 強化スロットルスプリング】
KN企画 PWK28 ハードスプリング(強化スロットルスプリング)
この商品は下記のように、スプリングの硬さが3種類ある。
■CBN16 初期付属標準
■CBN16-S 初期付属の1.3倍の硬さ
■CBN16-SP 初期付属の2.2倍の硬さ
注:PWK28は年式により使用できないタイプもあるとのこと。
CBN16-Sは現在使っているキタコのミディアム相当だと思うので、迷わずCBN16-SPを選択した。
【参考メモ】
ブログ投稿用に撮った各スプリングとメモ書き。
左:キタコ ソフト(初期付属品) 線径φ0.7 全長80mm
中:キタコ ミディアム(オプション品) 線径φ0.7 全長76mm 価格600円
右:KN企画 最強(CBN16-SP) 線径φ0.9 全長80mm 価格900円
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【スプリングの交換】
スプリングの交換は、キャブ本体最上部のネジ2本を緩めて、スロットルバルブを本体から抜き、バネを圧縮させて交換するだけと、いたって簡単。
ただし、この強化品は線径が太くなりバネレートが上がっているため、取り付けには少しコツがいるかも?
と言っても難しい作業ではない。
強化スプリングと聞くと、「スロットルの操作感が重くなるのでは?」と思っていたが、回した感触はミディアムレートとさほど変わらず違和感はない。
下道で日帰り250kほどのツーリングに何度も行ったが、特に右手が疲れることもなかった。
【交換後の経過】
この記事を書いているのは2022年6月。
スプリングを交換してからの走行距離は、おおよそ5000kmほどだと思う。
2021年5月より夏、冬、春と毎週のようにバイクに乗っているが、張り付き現象が起こる5000rpm以上のエンジン回転数でそれは見られない。
私の現在の走らせ方では、ほぼSBの張り付きは解決したと言ってもいいだろう。
「ほぼ」と書くように、8000~9000rpm付近を多用した走行条件時に限っては、
極稀に張り付きを起こすことがあった。
高回転域を使ったレーシーな走行が好みの人は問題があるかもしれないね・・・
【2022年6月現在の仕様とセッティング値】
スロットルにガムテ。
ほぼ張り付きが解消されたためキャブのリセッティングを実施。
再セッティングの結果、良しと思って今まで使っていたMJ#125は、やはり濃く、
MJ#122、PJ#38に交換して落ち着いた。
感覚的にMJは#120でも良いかもしれない・・・
Nさんのように空燃比計を付けようかな~(笑)
現在の仕様とリセッティング後のキャブデーターは下記の通り。
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ヘッド :キタコ NEW STD 124
プラグ :7番
エアフィルター :キタコ UNI
マフラー :水元124cc対応品 (バッフルなし)
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ジェットニードル :N68A
スロットルバルブ :#3.5
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MJ :#122
PJ :#38
NC :上から3段目
AS :1.0~1.5回転開け(季節や外気温により変動)
常時使用アイドリング:2000~2300(ほぼ安定)
※アイドリングが不安定になる場合はキャブの
分解洗浄で安定
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【メモ】
※ アクセル1/4固定で回転数が上がってくる場合は薄い(ASを締める)
※ 全開固定で回転数が落ちる場合は濃い(MJを交換)
おしまい。