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JAZZ124 其の九十八 (Fブレーキ ディスク化 #3 マグナ50フォーク分解)

【2021年5月 GW大型連休中の作業記録】

 

ディスク化#2の投稿からずいぶんと間が空いてしまったが・・・

マグナ50フォークを分解していこう。

 

 

twowheels-mckee.hatenablog.com

前回の記事はこちらから↑

 

 

左:ビフォー 右:アフター

心配していたフォークインナーパイプの錆は磨いたら綺麗になった。

数か所だけメッキを侵すまで進行した点錆びはあったが、ストロークして

オイルシールと擦れる部分ではないため使用上の問題はない。

 

 

さて分解開始。

 

 

まず始めにボトムケース下部のボルトを緩める。
トルクを掛けたいためヘキサゴンレンチの短いほうで緩めたいが(画左)、

ボトムケース下部のネジは少し奥まった所にあるので短い方では届かない。

長い方を差し込みレンチにモンキーやスパナを掛けて緩める方法もありだが

(画右)・・・

 

 

ラチェット用のへクスソケットがあればベターだ。

なお、ここのボルトは完全に外してしまうと中のオイルが漏れてくるため、

とりあえず緩めるだけにしておく。

 

 

下が緩んだらインナーパイプ上部のボルトを緩めて外す。

 

 

スプリングを抜き出し、逆さにして内部のオイルを排出。

 

 

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抜いたオイルは水の侵入も汚れもなく綺麗だった。

 

 

オイルを抜いたらボトムケース下部のボルトを外し、ケースとインナーパイプを

分離したら分解終了。

とても簡単だ。

 

 

ダストシールを外す。

マイナスドライバーを差し込んでこじってやれば簡単に取れる。

 

 

外したダストシール。

経年劣化でボロボロだ。

 

 

次にオイルシールストップリングをマイナスドライバーを使って外す。

リングは錆びかけているが磨いて再利用。

 

 

オイルシールもマイナスドライバーでこじって外す。

 

 

シールは経年劣化でゴムが固まり変形していた。

 

 

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右から外した順に並べてみた。

以前SNSで右から4番目、円形パーツの裏表について尋ねられた事がある。

向きは「角がRになった面(綺麗なほう)を下にする」が正解。

 

 

ボトムケースとインナーパイプを連結するボルトと銅ワッシャー。

銅ワッシャーはガスケットの役割をはたす物なので念のため交換。

 

 

銅ワッシャーの品番(2個入り)

 

 

次回は組み立て。

 

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