「異音がするので一度、分解してみてもらえませんか?」と打診があった。
引き受ける前にメーカーサイトで詳細な分解図とメンテナンス動画をみられるかの
確認をした。
このフロントサスペンションは現在ハードテイルで自信が使っているXフュージョンと内部構造はほぼ同じ。
Xフュージョンは過去にOHの経験もあるので分解組み立ては簡単だ。
twowheels-mckee.hatenablog.com
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というわけで、やってみた。
傷もなく綺麗なインナーパイプ。
レッグ側のダストシールはヒビ、割れ、硬化もなく状態は良好。
ロックアウト、リバウンド側のASSYと品番。
特に問題なし。
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エアスプリング側
こちらも特に異常なし。
ゴムスペーサーの増減でトラベル量を120~150mmに設定できる仕様。
現在のトラベル量はスペーサー3個で150mm。
【追記 2023/09/28】
このAIOXのフォークトラベルは150mmの固定式。
ゴムのスペーサーはトラベル量を150→120に変更する部品ではなく、スペーサーを
増減することによりエア室の容量を変えフォークの動きを変化させる部品。
ASSY部品を除く全てを分解してみたが、特に異常は見あたらなかった。
Oリングの切れ劣化もなし。
インナーパイプ、アウターレッグ内側等、各パーツを目視、清掃してから、
グリスアップしながら組み付け。
ロックアウト側はボトムから30ccほどフォークオイル#10を注入。
フォークの使用許可を得たので、自分のハードテイルに組み込んでテスト走行
して最終確認したいと思う。