2020年12月末の記録になってしまうが・・・
備忘録として書いておこう。
届いた荷を開封してチェックする。
リヤには塗装が剥がれた傷が2か所程あるものの、それ以外は特に擦れた傷もなく、新品かと見間違うほど綺麗なフレームだった。
フルサスにしては、かな~り安価だったため、何処かに欠陥があると疑っていたが・・・
どうやらコレ、SHOP関連のデモ車、もしくは週末に街乗り程度の使用だった雰囲気がある。
どちらにしろ、素性が分からない物を、そのまま組んで後のトラブルに発展するのも気分が悪いため、きっちり分解して自分の目で確認しておく。
例え新品で買ったとしても分解はするし、吊るしのままでは絶対に使わない(笑)
まっ、何も見つからなければ、お得な買い物だったという事になるのかな。
まずはバイクスタンド付属の重量計で計ってみる。
フレーム重量の公称値は3270g、この測定値ならば誤差の範囲だ。
stantonBikes switchbackが確か2500gくらいだから、約1kgの増量になるようだ。
分解すると言っても複雑な作りではないため、サクサクと分解は進み、アッと言う間に全バラ完了。
各ベアリングに異常はなく、グリスもしっかり塗布されている。
付着する異物に砂、泥が見あたらない所を見ると、たぶんコレ未舗装路を走ってないと思われる。
試乗車だったか街乗りレベルの使われ方と見て間違いはない。
全バラするなら、T16、25、30、40、50の各トルクスレンチ及びトルクスビット、トルクレンチは必須だ。
丁寧にも締め付けトルクやトルクスサイズがレーザーマーキングされている所に好感
が持てるし、メンテする側としては、こういう気遣いが有難いね。
チェーンステイには予め傷防止のゴムが張り付けてある。
何気に嬉しいポイントだ。
ブッシュの当たり面に塗装が乗っている。
このままでも全く支障はないが、せっかくの機会なので全て修正加工しておこう。
スクレーパーで塗装を剥がし、オイルストーンで平面を出したら、仕上げで面取り。
やっぱり取り付け面は、こうでなくっちゃね(笑)
あ~スッキリ~♪
長くなってきたため次回に続く・・・