絶対に転倒するはずがない！と思い込んで走っていたので、
咄嗟の挙動変化に体が反応できず、対応が遅れ前転に繋がり、
さらに転び方も悪く怪我に至ったんじゃないかと思います。
自転車といえども乗り物に乗っていれば事故や怪我は付き物です。
油断大敵というやつですね・・・
もちろんＭＴＢのスキル不足は否めませんが、転倒に繋がるようなポ
イントはないと認識していたので一体、何が原因で何が起こったのか
が気になりました。
11/27（日）の朝は術後の検査で病院へ行ったので、その帰りに
トレイルに立ち寄り歩いて現場検証をしてきました。
クラッシュ現場です。
下から写真を撮ると、こんな感じの場所。
緩やかな下りに木の根っこが幾つか張り出していますが、
特別エグイ根っこというわけでもありません。
ですが、下って来ると見た目とは違い下が見えない大きな段差の
ドロップオフのようにも見えてしまいます（個人的に）。
〇が無難なラインですが、×のラインを進んだようです。
×のライン上には２つの根っこが見えますね。
この２つの根っこが大きなポイントとなりました。
少しオーバースピード気味だったので、1つ目の根っこ手前でビビり
が入ってしまい、前加重気味でかなり減速してフロントタイヤを根っ
こと根っこの間に落とすような感じで進入しました。
もしかすると、この減速時にFブレーキをフルに効かせ、サスが縮み込んだ
状態での進入だったのかもしれません。
今考えてみると、この操作がNGだったんじゃないのかと思います。
サスが深くボトムした状態で、すぐさま２個目の根っこに突っ込んだので、
サスが戻る前に次の根っこにぶつかり、フロント加重だったのも手伝って
衝撃を吸収できずに刺さる形になったのかも？
乗車姿勢も前加重だったので、激しくジャックナイフを決めた後、
前転し自転車から放り投げ出されたようです。
まぁ、転び方も悪かったんでしょうね。
悪い連鎖が見事にリンクしてしまったのかな？
根っこに刺さり「ヤベッ！」と思った瞬間ジャックナイフ、このへ
んから所々記憶が抜け落ちていて、どんな風に転倒したのか？何故
落ち葉が口の中に入ってしまったのか？体の何処をトップチューブ
にぶつけたのか？などが未だに思い出せず分かりません（苦笑）
前転のきっかけになった２個目の根っこ。
刺さった時のタイヤ痕も、しっかり証拠として残っていました・・・（涙）
一言で言えば「下手くそだった・・」まぁ、そうなんですが、
この日は悪い予兆もあったので、それに気がつけなかった自分
は、運にも見放されていたのかもしれません・・・
皆で走って事故や怪我をしてしまっては、せっかくの楽しいライドも台無しです。
自分のスキルキャパをしっかり見極めて、無理のないライドを心がけたい思います。
他の素敵なMTB野郎の皆さんも、十分に気をつけてトレライを楽しみましょう。
何を言っても言い訳しても、けっきょくは自業自得。
今回はこれだけの怪我で済んでラッキーだったと前向きに受け止めています。
素人検証ですが、これにておしまい。
