リヤホイールも組んだので覚え書きとして記録しておこう。
ハブ:シマノ XT FH-M785
クイック込みの重量。
リム:SUN RINGLE INFERNO 27(ERD=537)
DT アルミニップル(12mm)、DT チャンピオン(#14)
スポーク長はディスク側(左):262mm、反ディスク側(右):261mm。
しかし目的のスポークが品切れだったため(左)263mm(右)262mmと左右1mm長い物を調達。
スポーク穴周辺に鋭いバリが立っていたので面取りし除去。
フリー側の最小~最大テンション値。
ディスク側の最小~最大テンション値。
今回はダイヤルゲージを当てて最終仕上げ。
ゲージを当てて分かった事だが、目視での振れ取り精度は
横、縦共に0.3mm以内にバッチリ収まっていた。
横、縦の振れを取りながら各スポークのテンション値を、
なるべく揃えるよう正確に行う。
結果、縦振れは0.15mm、横振れは0.1mmまで追い込んでよしとした。
ただし今回は振れの精度を重視したためスポークテンションについては
キッチリ同じ数値というわけにはいかなかった。
振れが0.15mmとか0.1mmというのは、一番低い箇所と一番高い箇所
の高低差のこと。
ちなみに0.1mmはコピー用紙の厚み^^
MTBであれば、ここまで精度を出す必要はないが、以前から、どこまで
振れ精度を出せるかに興味があり、この作業を一度はやってみたかったのだ^^
ここまでの事をしていると、完成品の高価なホイールが、
実際どの位の精度で組んであるかに興味がわく。
今回分かったことだが、ニップルを8分の1回転締めるとリムが0.03~0.05ほど
移動し、半回転の締め込みで約0.1ほど移動するようだ^^
まっ、これはこれで良い経験になったかな。
完成。
スポークの編み方はJIS。
馴染み出しも、これでもかと言うくらいに念入りに行い納得のリヤホイールが完成した。
チューブはストックしてあったものを使う。
それにしても重いな・・・
タイヤ選びは、マキシスのミニオンやアーデントと迷ったが、過去2年使って
トラブルレスとグリップの安心感と重量でシュワルベ ノビーニックを選択。