完成したリアキャリアは、毎週末の買い出しツーで絶賛大活躍中。
お買い物仕様のキャリアは満足いく物が完成したため、そろそろキャンツーデビューに向けて大物積載について検討していく。
そこで、通称「ホムセン箱」と言われる、60Lサイズの収納箱を購入してみた。
このホムセン箱の取り付けに対応させるため、キャリアをシステムアップさせたので書いておこう。
トラスコ トランクカーゴ 60L(内寸504×306×293 外寸600×390×370)
2400円で入手。
ホムセン箱と言っても種類は沢山あるため、箱選びは迷いに迷ってこれに決めた。
この箱を選んだ理由は、他の箱に比べて若干サイズが大きい事、上蓋を外して引っくり返せば簡単な机に変身する所だ。
耐荷重は100kgなので、ちょっとしたイスや踏み台にも使えそうだ。
通称「ホムセン箱」と言われるが、この箱はホムセンでは売っていないかも・・・
既に頭の中には幾つかの取り付け案が浮かんでいるが・・・
「さてどうしようか?」と思案する、この時間がたまらなく楽しいのである。
アレコレと設計で悩んだ末・・・
アルミ材で、こんな部品を何点か製作した。
目的地で箱を取り外しイスやテーブルとして使う事を想定し、箱は簡単に脱着できる構造にする。
この凹みが肝となる。
設計通りに上手く事が運べば簡単に脱着が可能になる予定。
ベースプレートは使用するボルトの都合で板厚が10mm程になった。
少し重い・・・軽量化するため不必要な所を肉抜きした。
まずはベースプレートを取り付ける。
頑丈過ぎるが・・・これなら安心安全。
箱の底面に穴を開ける。
小物部品を箱の内外に取り付ける。
上記左側で使用する皿ネジには、抜かりなくネジロック剤を塗布。
箱のズレを防ぐため、 ベースと箱の嵌めあいはインロー形状にした。
乗せてガチャコンッ!!と嵌めるだけ。
【ちなみにインローとは?】
凹凸になった状態の部品同士が噛み合う様をインローといいますが、特にぴったりと噛み合うもの、例えば水戸黄門様の象徴でもある印籠のように、ふたの部分と本体とがしっくりはまる部分のことを「インロー」と表現します。 現場用語、設計用語の一種です。
左右4か所をアイボルトで締め付けたら完成。
アルミベースと箱の底面全体がピタリと密着するように工夫して設計したので、強度は抜群。
4本のアイボルトを緩める手間はあるが脱着は簡単だ。
これで、買い物仕様のGIVIリヤボックスから、キャンツー仕様のホムセン箱に変更する場合でも、ボルトを緩めてベースを入れ替えるだけで容易に変更できる。
やはりシステムキャリアは便利だな。
ちょっと長くなってきたので続きは次回・・・
【リヤキャリア製作まとめ】
JAZZ 其の五十五 (リヤキャリア製作 #1) - Two wheels Days!
JAZZ 其の五十六 (リヤキャリア製作 #2) - Two wheels Days!
JAZZ 其の五十七 (リヤキャリア製作 #3) - Two wheels Days!
JAZZ 其の五十八 (リヤキャリア製作 #4) - Two wheels Days!
JAZZ 其の五十九 (リヤキャリア製作 #5) - Two wheels Days!
JAZZ 其の六十 (リヤキャリア製作 #6) - Two wheels Days!
JAZZ 其の六十一 (リヤキャリア製作 #7) - Two wheels Days!
JAZZ 其の六十六 (リヤキャリア製作 #8 ホムセン箱ver. Ⅰ) - Two wheels Days!
JAZZ 其の六十七 (リヤキャリア製作 #9 ホムセン箱ver. Ⅱ) - Two wheels Days!
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To be continued.